和漢彩染開発秘話

モノ作りの極み【和漢彩染】

2009年7月   日本グランデックス化粧品(株)  (著) 奥田昌利

 

メーカーのセールスマンでヒット商品がないということは、言葉では言えないほど辛く、悲しいものです。
他社のメーカーの売れてる商品を見るたびにうらやましく思ったものです。
会社に貢献したいという思いは強くあるものの、売上は思い通りに上げられず営業の一ヶ月のスケジュールも空白が目立っていまし
た。
それでもあきらめずに、ディーラーのセールスの方との同行販売や臨店講習をしていましたが、一向に成果は上がりません。
そんな時、私の営業人生を大きく変える「和漢彩染」が誕生したのです。

「先が見えない」から始まった和漢彩染

「色味が暗いなぁ。」「白髪が染まらないとね。」「配合が難しいですね。」
3年前の発売当時の和漢の感想は、そのほとんどがマイナスの意見ばかり。臨店を繰り返しては落ち込み、悩む毎日でした。ただひとつの光は、先生方やスタッフの方々モデルの方の「でもツヤ、手触りはすごくいいね!」この言葉が和漢の唯一の救いでした。

ある一人の女性の一言

約5年前、社長の「現在のヘアカラーのデメリットを解消する商品を作る!」この一言が、和漢彩染の開発のきっかけとなりました。それは「ヘアカラーをしたいけど髪が傷むし、臭いが気になる。
頭皮の刺激がなければできるのに・・・。」ある女性のヘアカラーへの不満からでした。
この悩みを解消する「傷まない」「臭わない」「刺激がない」の三つのキーワードが和漢の開発のコンセプトとなりました。しかし、この開発は簡単なものではありませんでした。
その難しい開発の原動力となった一言を発した女性。その女性とは社長の奥様だったのです。

食品ベース(小麦粉、コーンスターチ、ハーブ)が決め手

頭皮と毛髪への悪影響を配慮して、界面活性剤、アルカリ剤、シリコンを一切使わないパウダー状のカラー剤を開発することになりました。パウダー状をいうことで日本国内では湿気の問題もあり、工場を海外にということになりました。
その後テストを繰り返し出来上がった商品の内容は、小麦粉、コーンスターチ、ハーブを主成分とし、そこに染料を加えたものでした。
これにより開発コンセプトの「傷まない」「臭わない」「刺激がない」が可能になりました。

もうひとつの難関、それは厚生労働省の認可

困ったのは、従来のヘアカラーの発想になかった開発でしたので、商品として厚生労働省の認可がなかなか下りなかったことです。
通常なら医薬部外品登録で申告から6ヶ月で下りるのですが、1年経っても許可が下りません。
もう無理なのか?と思い始めた頃に、ようやく一通の封書が会社に届きました。
そこには「医薬部外品 永久染毛剤 認可」の文字。
ついに和漢彩染が誕生したのです。

試行錯誤の和漢彩染

ようやく発売にこぎつけたものの、商品を思い通りに使いこなせませんでした。
例えば、明るい白髪染めで白髪が浮いてしまう。色味におけるパウダーの調合比率の問題など課題は山積みでした。
その後、開発に協力していただいた先生のアドバイスや、社員みんなの研究開発によって、ついに現在の和漢彩染システムが完成しました。

【和漢彩染】の今

今では、白髪染め、オシャレ染めのアルカリカラーを和漢に変えられて、カラーメニューを和漢のみで行われているサロン様も出始め、単価アップに貢献できていたり、新規のお客様を獲得されたりで大変うれしく思っています。
ここまで私の文面を読んでいただきまして誠にありがとうございます。
もし、興味を持っていただけたようでしたら一度ヤフー検索で「和漢彩染」を検索してみてください。
そして、いろいろなサロン様、いろいろな方々の生の声をお聞き下さい。
きっとお客様をお救いできるヒントがソコにあると信じています。

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